銅製品のお手入れ方法

銅製品をご愛用頂き、誠にありがとうございます

当ページでは「佐野機工抗菌銅生活雑貨」のお手入れ方法についてご案内いたします。

扱いが難しいと思われがちな銅製品ですが、ポイントを抑えて頂ければ、お手入れは簡単です!
5年、10年と末永くお使い頂けますので、ぜひ参考にしてください!

■このページでのご案内 -目次-
1. 銅の特性について
2. 日常のお手入れについて
3. 酸化被膜の落とし方
4. よくあるご質問

 

 

銅の特性について

銅は空気や水と反応し、ブロンズ色に変化します

  • このブロンズ色の被膜は「酸化被膜」といい、銅自身を保護する作用があり、永くご使用いただくために重要なものです。
  • 酸化被膜は銅が水に触れ銅イオンが溶出している証でもあります。抗菌力を損なうものではありません。(汚れではございません)
  • 使い始めに銅が水滴と反応し、点状に茶色く変化する場合がありますが、使用の経過と共に全体がブロンズ色に変化してまいります。
    (ご使用状況によりますが、一カ月前後で均一なお色になる場合が多いです)

「酸化被膜を落としたい」という場合には、後述のお手入れ方法で軽減して頂けます。
一方で、酸化被膜を酸で溶かして取り除くため、少しずつではありますが製品がいたんでしまう恐れがあります。
そのため、実はブロンズ色の状態のままお使い頂く事が一番製品に優しい取扱いになります。

銅の酸化の経過

※画像の2年後の状態以降は、ほぼ変化はありません。

 

 

日常のお手入れについて

日常のお手入れは、キッチン用・浴室用製品ともにスポンジや亀の子だわしに中性洗剤を使用して洗浄してください。
油が付着している場合は、お湯に中性洗剤を混ぜ、お湯が冷めるまで浸けた後、同様に洗浄して頂くと効果的です。
(※お湯を使用する際は、やけどに十分注意してください)

塩素系漂白剤は銅を傷める作用があるため、破損の原因になりますので、お控えください。
(布巾や食器を除菌した後の除菌剤を流す程度なら問題ありません。詳しくは後述の「よくある質問」をご参照ください。)

 

 

酸化被膜の落とし方

酸化被膜が気になる場合には以下3つの方法をご案内しています。

1.酢と塩を1:1で混ぜ、ペースト状にして塗りこする。
2.クエン酸水溶液に浸ける。(洗面桶半量程度の水に小さじ1杯程度、効果が弱いと感じる場合は少量ずつ増やしてください)
3.銅用の研磨剤を使用する。(ピカール等)

1・2の方法は手軽にお試しいただけますが、酸化被膜と共に製品を溶かしてしまうため、
光沢がない仕上がりになりますのでご注意ください。

銅をクエン酸で洗浄する

 

 

よくあるご質問

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A.使わない方が理想的です。
ゴミ取りネットの使用は可能ですが、ネットと銅バスケットの間に隙間ができ、
銅イオンが発生しにくくなるため抗菌力が弱くなる可能性がございます。
ですが、ゴミ取りネットはゴミを捨てる際便利ですので、お試し頂ければと思います。

佐野機工の銅バスケットは、ゴミ取りネットを使わない際にも生ごみがツルっと取りやすく、細かいゴミもしっかりとキャッチするよう設計されていますので、ゴミ取りネットを使わなくなったとおっしゃるお客様も多いです。

A.壊れるまで、半永久的に効果が続きます。
銅イオンは酸化被膜(使用に伴う茶褐色の被膜)からも溶出するため、
製品が壊れて使えなくなってしまわない限り使い続けて頂けます。
佐野機工の銅製品は、末永くお使い頂けるよう厚手の銅材を使用し、強度を十分に持たせるようこだわりをもって製作しております。
なかには20年近くお使い頂いて、次もまた銅製品が使いたいと
ご連絡くださるお客様もいらっしゃいます。

最近ではロングユース・脱プラスチックからお買い求めくださるお客様も多くおられます。

A.緑青(ろくしょう)と呼ばれるさびの一種で無害なものです。
油の付着や水質などの影響により、発生する場合があります。
自由の女神像や神社の屋根などでもおなじみの銅特有の経年変化です。
その独特な美しい色味から、銅像や建築の美観の一部として親しまれています。

自由の女神像も緑青で有名です

長い間有毒なものだと信じられていましたが、昭和59年に厚生省(現厚生労働省)が無害であることを認めています。

10年近くご使用になっても緑青が発生しないご家庭が多数である一方で、使い始めてすぐ緑青が発生するケースも極まれにございます。
水質や使用状況によって発生状況が異なるため、「こうすれば発生しない」というご案内ができかねることをご了承ください。
一方で、緑青自体にも抗菌力が十分にあり、更に銅を酸などによる腐食から強力に守る作用もありますため、そのままお使いいただけますと幸いです。

気になる場合には酸化被膜の落とし方と同じ方法で軽減することができます。

緑青について詳しくは一般社団法人日本銅センターのホームページをご覧ください。

A.直接の使用はできませんが、少量であれば直ちに影響はございません。
塩素系漂白剤に強力な酸化作用があり、金属に錆を発生させる性質があります。銅においても、徐々にではありますが、素材自体を傷める恐れがございます。
このため当社では塩素系漂白剤による製品の洗浄はお控え頂くようご案内しております。(同様の理由で排水口に取り付けるタイプの塩素系ヌメリ取り剤もご使用できません)

ただ、まな板等を除菌した際の塩素系漂白剤が流れてかかる程度では直ちに影響はございませんので、他のキッチン用品を塩素系漂白剤で除菌された際には、ご使用後に流水で洗浄頂ければと思います。

A.「CuSTAR(旧Cu+マーク)」取得製品をお勧めしています。
市販されている銅製品には様々な純度・配合の銅が原材料として使用されています。
その純度・配合によって抗菌能力に違いがあることが確認されています。(出典:日本銅センター)
また、近年は安価な銅製品が市販されており、ごく一部ではありますが
銅の純度が低く、十分な抗菌効果が得られない商品も出回ってしまっています。

そのため、銅の普及を進める「一般社団法人日本銅センター」では、
「CuSTARマーク(旧Cu+マーク)」という
十分な抗菌能力が確認された認定製品・認定企業にのみ発行されるマークを定めており
当社では全製品に「CuSTARマーク」の認証を受けております。

CuSTARマーク

また、当社では使用している銅材が十分に抗菌力があることを
第三者機関によるJIS規格に基づいた試験方法で都度試験しております。

銅製品をご購入される際には、純度や抗菌試験の実施などに
注視してお買い求め頂けますと幸いです。

 

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