佐野機工ホームページをご覧くださり、ありがとうございます！

こちらの「開発こぼれ話」はその名の通り、佐野機工のものづくりに対する取り組みや
開発の様子など、製品ページだけでは伝えきれないウラ話をご紹介してまいります！

 

私たち佐野機工は、元々は自動車の薄板ばねの加工を中心に、
金属の加工を得意としてきたメーカーです。
長年下請け企業として、”縁の下の力持ち”でしたが、
数年前より自社製品の開発に取り組むようになり、現在では
「抗菌銅事業」と「防犯製品事業」という、２つの自社製品の事業を展開しています。

その中でも、今回は「防犯製品事業」の、数年がかりで進めてきた
大きなプロジェクトについてご紹介します！

実は、今週より約２週間、当社のメンバーがマレーシアのクアラルンプール・ジョホールバルを訪問しています！
目的は、当社の防犯製品「キャッチマスターProシリーズ」の販売拡大と、現地調査、そして製品プレゼンテーションです。

▲滞在中のメンバーより、現地の写真が送られて来ました。

マレーシアは国を挙げて治安向上に力を入れており、実際ここ十年ほどで、犯罪率が激減。
殺人のような犯罪が減る一方で、スリや傷害などの抑止が課題、との事でした。

そこで当社キャッチマスターProシリーズの「使用者の安全を守りながら、被疑者を確実に拘束する」というコンセプトに興味を持って頂き、現地警察やセキュリティ会社へのプレゼンテーションが実現しました！

従来の防犯器具は、使用者の腕力次第・さらには防犯器具を使うことによって、より危険に晒される危険性もあるという課題がありました。
当社のキャッチマスターProシリーズは、特殊な板バネを使用した帯を被疑者に押し当てる事で、瞬時に強く巻き付きます。
強力面ファスナーでがっちりと巻き付くため、被疑者の自由を奪い、さらに帯と刺又が分離するため、使用者が安全な距離まで離れる事が可能です。

コロナ禍の影響もあり、数年かけた念願のプロジェクトになります。
現地の防犯ニーズや文化について、しっかりリサーチして
マレーシアの治安向上に貢献できるよう挑戦して参ります！

 

ちなみに余談ですが、マレーシアは臭いで有名なドリアンが、とっても身近で簡単に手に入る国だそうで、
時々このような “ドリアンの持ち込み禁止” の看板を見かけるそうですよ。
身近なフルーツとは言え、臭いが気になるのは現地の人も一緒なのでしょうか^^;

 

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